254 :名無しさん@おーぷん
定期的に話題になったりしてるけど、他人の写真をネットに流すことについて、今の社会的な意識ってどんなものだろう

5年以上前の話です
副業で絵を描くことを仕事にしてる友達がいるんだけど、彼女が結婚、出産、落ち着いたから挙式を上げることになった(今回の書き込みは彼女も知ってます)
ウェルカムボードとか全部彼女の手作り
式には勿論子供もいた

招待客のA子(昔新婦を自分の結婚式に招待してきた仕事関係の人)がいたんだけど、A子はSNS中毒だった
式場のルールで勝手な撮影禁止だったのに、新婦のウェルカムボードや新婦の顔がバッチリ写ってるドレス写真、控室での写真、おめかしした子供のドアップまで
スマホを片時も離さずリアルタイムでSNSで全世界に向けて発信
ウェルカムボードを撮影したからもちろん新郎と新婦の名前も全体公開
式場まで詳細に公開してあるので住んでるところまでかなり限定して判明してしまう状態

新婦は小学生の頃に数年に渡りストーカーされて犯罪に巻き込まれたことがあった
何千枚という盗撮写真を数年に渡り撮られていた
心理的なショックから一年弱声が出なくなるほどで、自傷行為も見られた
ずっと側にいたけど立ち直るまでにかなり時間が必要だった
そんな経緯があるから、新婦も私もネットにはかなり慎重だった
ネットに顔写真公開は絶対にしない、名前すら明かさない
仕事をする時は性別も伏せてた
式でも撮影禁止と通達していたけど、A子は普段から愛用の消音カメラを使っていたと話した
A子は新婦の過去を知らなかったので、「新婦ちゃんのウェルカムボード公開したら大人気、私のお友達のも作って!」と接触してきたほどA子はアホ
新婦と私でA子に新婦の過去をオブラートに包んで話したが、「そんな過去があるくせに結婚式なんて上げたほうが悪い」「日向に出たくないなら一生日陰にいろ」と言われて警察に行くことにした
が、実害があるわけではない(リベンジポルノでない)からか、まともに取り合ってもらえず直ぐに弁護士のもとへ行った
画像を消してもらう方法など話したが、はっきりと言って時間と費用をかなり浪費した
新婦はA子とのトラブルからせっかく育休から復帰できたところなのに退職せねばならなかった
念のためやっと住み慣れた場所からも離れるしか無く、新郎も結婚式から半年で再就職の活動を余儀なくされた
問題はそれらの費用は実害が発生していないせいでA子に請求できなかったこと
(当時こういったことの前例がなかったからかもしれません)

私と新婦はこんな過去から他人のカメラで撮られることへの警戒心が強く、カメラを向けられると必ず辞退していた
だけど最近はそんな私達を面倒くさいと言う人たちが増えた
嫌がる理由がわからないと納得できないと言われたから新婦が過去の話をしても「自意識過剰」と言われてしまう
「小学生のときのストーカーがおばさんのあんたに興味あるわけないじゃん」と新婦を傷つけることを平気で言う人もいる
そしてまた平気でカメラを向けてくる
この前は新婦の後ろ姿を撮影した写真をツイッターに載せられた
新婦はもちろん撮られたことを知らなかった
載せた人は後ろ姿だから大丈夫だという
そんな問題ではないことが全く伝わらない
他人をネットで晒すその行為自体に全く問題を感じていない人がいる
私は2ちゃんとかおーぷんに触れてきたから、ネットに流出した情報の怖さをわかってるつもりでいる
でもこういう場に触れない人は、他人の情報をネットで公開することに全く抵抗のない人が増えているのだろうか?
後ろ姿の件もそうだけど、今誰でもネットにつながるスマホを持ってる以上、ネットに写真や情報を公開させないという行為が不可能に近くなって来ていると思う
http://kohada.open2ch.net/test/read.cgi/kankon/1489413801/