580 :本当にあった怖い名無し 2011/11/15(火) 01:42:31 ID:y3eJGv/I0
最初は復讐するつもりは無かったが、目の前にチャンスが転がってきて復讐してしまった話。
やり過ぎだと思うし、すっきりする話ではないと思いますが。

前置き長いです。すみません。
バレ防止の為フィクション入ってます。

・登場人物(年齢は当時)

俺 22歳
友人(男)23歳 以後 男友
友人(女)24歳 以後 女友


俺と男友は、共通の友人グループ(サークルみたいなもの、以後 サークル)で知り合い、
知り合って2~3年経つ頃には、2人で週に3,4回は遊ぶくらい仲が良かった。
その時の俺は本当に男友が大好きだった。

そんな時、就職で地元を離れてた、俺の昔の友人である女友が
仕事を辞めて地元に戻ってきたと連絡をしてきた。

女友は何年も地元を離れていたため、
こちらに友人が少ないらしく寂しそうだったので、
俺がサークルに連れて行くと、程なくサークルに馴染んだようだった。

それからは 俺、男友、女友の3人で遊ぶことが増え、
俺はいつのまにやら女友を好きになっていた。
しかし、どうやら女友は男友を気に入っているみたいだった。

男友にも(女友が男友を好きだというのは伏せて)相談したし
「お前は女友のことは好きじゃないのか?」と直接聞いたこともあったが
男友は「ありえないw」「お前のこと応援するから!」と力強く言ってくれていた。
581 :本当にあった怖い名無し 2011/11/15(火) 01:43:40 ID:y3eJGv/I0
その後押しもあり、俺は女友をデートに誘い、
毎週のように2人で出かけるようになった。(たまに3人でも遊んでいた)
しかし、女友の態度が曖昧(理由は後でわかった)で踏ん切りがつかず、
なかなか告白できずにいた。というか、1度告白したがはぐらかされた。

しかし、デートに誘えばOKをくれるという、よくわからない状態が4ヶ月ほど続き、
その間も男友からは「頑張れ」「デートOKなんだから脈有りだ」と励まされていた。

そんなある日、男友から「話したいことがある」と言われ会いに行くと
開口一番に、満面の笑顔で「アイツ(女友)は俺がもらうから」と言われた。

かなり混乱したが、俺は「女友が男友に告白したのだろうか?」
「それで男友のほうも好きになったのだろうか?」
「それなら仕方ないよな」と自分に言い聞かせ
なんとか「よかったな」と口に出すことができた。

しかし、話を聞くと男友は

・自分から告白した(数日前)
・つまりすでに付き合っている
・女友が自分を好きなことに気づいて「これは負けない勝負だ」と思った(本当にこう言った)
・前々から女友を可愛いと思っていた

ということを、笑顔で俺に話し続けた。
582 :本当にあった怖い名無し 2011/11/15(火) 01:44:09 ID:+4SG2PNU0
支援?
583 :本当にあった怖い名無し 2011/11/15(火) 01:44:34 ID:y3eJGv/I0
なぜそんな話を嬉しそうに俺に話すのか?
どうして事前に話をしてくれなかったのか?
俺を応援してくれていたのはなんだったのか?
内心では俺を嘲笑っていたのか?
俺は男友を親友だと思っていたが、お前は違ったのか?

など、いろんな考えが頭に浮かび、男友が嬉々として話してる間
俺は泣きそうになるのをこらえるのに必タヒだった。
そのとき、どうやって話が終わって、どうやって帰ったのかは覚えていない。

後日、気持ちを押さえ込みつつサークルに行くと、あとから男友と女友が手を繋いでやってきた。

活動中も俺に見せ付けるように2人でイチャつき、俺は悔しさとか悲しさとか怒りとか、
負の感情ばかりが出てきて、また泣きそうになっていた。
そんな状態でも、事情があり、サークルには行かなければならなかったのが辛かった。

そんな状態が3ヶ月程続いた頃、サークル内の複数の友人から
「実は・・・」と話を聞かされた。
584 :580 2011/11/15(火) 01:45:11 ID:y3eJGv/I0
要約すると

女友曰く
・最初から女友は、俺のことは好きでも何でもなかった。
・俺君はサークルに馴染むための潤滑油みたいなもの。
・それに、気分が良いから自分(女友)のことは好きでいて欲しい。
・俺と遊ぶのは男友の都合が悪いときの代わり。

男友曰く
・前から女友が好きだった。
・やはり内心では俺を嘲笑っていた。
・俺が女友に告白したときは面白くてたまらなかった。

・友人A達は早めに俺に伝えないと、と思ったが、
 女友とのデートを嬉しそうに話す俺を見て、躊躇ってしまっていた。

等々...
他にもいろいろあったが、うまく思い出せない。

その話を聞いたときに俺の中で何かが壊れた感じがした。
が、特に行動を起こすわけでもなく、1年が経った頃
女友の妊娠が発覚し、男友と女友が結婚することになった。
585 :580 2011/11/15(火) 01:45:58 ID:y3eJGv/I0
その結婚の報告も、男友と女友が付き合ったときと同じように笑顔で言われ、
「いかに自分(男友)が幸せか」「いかにお前(俺)が惨めか」
という男友の内心が、言葉の端々に感じられるようだった。

その時点でも何かしてやろうという気持ちは無く、
うわべでの友達関係を続けていた。
586 :580 2011/11/15(火) 01:47:04 ID:y3eJGv/I0
そして、ここから本題の復讐の話。


結婚の報告の日からそんなに経たないうちに、現場仕事をしてる男友から
「仕事を手伝って欲しい」と言われ、土曜の夜だったために手伝いに行った。

2人きりで作業をし、夜中に俺が先に帰り、次の日。
男友が現場の高所から落ちて亡くなったと報せが入った。

他の友人から聞いた警察の話では、1人で作業中に足を滑らせて転落し、
朝になって通行人に発見されたらしい。


葬儀やらなんやらが終わった後日、女友を訪ねると、憔悴しきった女友が出迎えてくれた。
女友は、俺なんかに胸の内をさらけ出すほどに精神的に弱っていて、
帰り際には「1人だと辛いからまた来てほしい」と言ってきた。

俺は毎日のように女友を訪ね、妊婦によさそうなレシピをネットで調べて
料理を振舞ったり、家を出ない女友を散歩に誘ったり、
とにかく元気付けてあげようとしてた。
587 :本当にあった怖い名無し 2011/11/15(火) 01:47:11 ID:+4SG2PNU0
支援
588 :580 2011/11/15(火) 01:50:16 ID:y3eJGv/I0
そのかいあってか、女友は少しづつではあるものの、笑顔を見せるようになった。


だが、精神的に弱ったことが原因か、ちゃんとしたものを食べていなかったことが原因か、
お腹の子は流れ、女友は「本当に1人になってしまった」と、また笑顔を見せなくなった。

そんな女友を俺は支えてあげようと決意し、また毎日のように女友の家に通いつめた。


そして現在、女友は俺の妻となり、お腹の中には俺との子どもを妊娠している。



男友と女友にされたことに対して俺がしたことは大きすぎて、
許されることではないと思うし、ずっと俺は後悔し続けるのだろうと思います。


最後をサクサクとまとめてしまって、あっさりした感じではありますが、
これが俺の懺悔を兼ねた復讐の話です。
589 :580 2011/11/15(火) 01:51:37 ID:y3eJGv/I0
支援ありがとうございました。
592 :本当にあった怖い名無し 2011/11/15(火) 02:08:04 ID:36BuShUz0
おっかねえ話でした
596 :本当にあった怖い名無し 2011/11/15(火) 02:16:58 ID:Cj0rD4UR0
どこで復讐したの?
奴隷が奴隷生活続けた話でしょ?
597 :本当にあった怖い名無し 2011/11/15(火) 02:20:14 ID:oPPz2T1J0
落としたってこと?こわっ!
598 :本当にあった怖い名無し 2011/11/15(火) 02:21:25 ID:36BuShUz0
100%説明ないとだめなのか・・・
606 :本当にあった怖い名無し 2011/11/15(火) 03:15:37 ID:meyB5vS80
彼友との子供流産したのも
流産しやすくなるもの食べさせてたんじゃないかな